カナダ全土で、人工のトランス脂肪酸が含まれる食品が今月から禁止へ

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2018年9月15日から全カナダでトランス脂肪酸が使用禁止

トランスファット(trans-fat)または、不飽和脂肪酸(トランス脂肪酸)という言葉を聞いた事は有りますでしょうか? ハイスクールへ通う次男からはじめて聞いたときは「トランスファット?」って、何それ、? という感じで軽く聞き流していたのですが、実はひとの健康に大変影響する大事なことだったとようやく認識し、今回は今月(9月16日)から、カナダ健康省から発表され全カナダで使用禁止になったトランス脂肪酸について、お知らせいたします。

まず本題に入る前に、

カナダの学校では、食の安全教育を授業でしっかり教えています。

MSG=うまみ調味料も、安全ではないと知りビックリ!!

カナダでは、保健体育(PE)の授業で、人体に悪影響が与える添加物をはじめ、食品の安全表示などを、しっかり授業で教えています。

以前、日本のマヨネーズが美味しいのでよく料理に使っていたのですが、息子が学校で勉強して、日本のマヨネーズの食品添加物に、(※)MSGが含まれていて人体に悪影響を与えるという事を知り、いまは現地のマヨネーズしか使わなくなりました。

MSGとは、グルタミン酸ナトリウム 「うまみ」成分で、日本では味の素など調味料として使用される、MSG過剰摂取により片頭痛や緑内障を引き起こすとされ、特にアレルギーやぜんそく患者は、摂取すると体調や症状の悪化を招く恐れがあるため注意しなければならない。特に妊娠中の女性は胎児への影響など考慮し摂取には医師のアドバイスを求めるように米FDA(食品医薬品局)から勧告されている。

私も含めて、日本人の食べてる食事は調味料も含め、健康的で安全だと無意識に盲信していて、このMSGのことも含めを知ってハッとさせられました。

それでは本題です。

トランス脂肪酸って何? なぜ危険視されているの?

日本では、不飽和脂肪酸とし知られ、人工的に水素を付加して硬化し部分硬化油を製造する過程で多く生成されます。マーガリン、ファットスプレッド、ショートニングはそうして製造された硬化油です。

この硬化油を多く含む代表例は、マーガリン! そしてファーストフードの定番、ポテトフライ! チキンナゲット!!を、「パリッ」とした食感にするために使われる半固形の食用油(ショートニング)です。

ショートニング(Wikiより画像引用)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ危険かと言うと、接種すると悪玉コレステロールが増加し(善玉コレステロールのレベルが減少)、それが血管をつまらせ心臓発作を起こす危険性が高くなり、人の健康に悪影響を及ぼすといわれています。

その影響についてリストにまとめました。

●悪玉LDLコレステロールを上昇させる

●善玉HDLコレステロールを低下させる
 →冠状動脈や脳血管に悪影響を与える
  動脈硬化・痴呆・アルツハイマー病・パーキンソン病

●血中の中性脂肪の大部分を占めるトリグリセロールが増加
 することでインシュリン抵抗性が増す
 →高血圧・糖尿病・心臓病の原因

●アレルギー疾患(喘息/アレルギー性鼻炎/アトピー性皮膚炎)
●発ガンの原因
●妊娠率を低下させる
●クローン病(ドイツでは因果関係が証明されています)

どんな食品に多く含まれている?

今回、取り上げるトランス脂肪酸は、天然の動植物の脂肪にも微量に含まれています。なので今回、使用禁止となった人工のトランス脂肪酸を添加物として多く含まれる食品は、 

特に、次の食材が代表的なものです。

1.チョコレート、ウェハース

2.ポテトフライ(フレンチフライ)、ポテトチップス、ポップコーン

3.マーガリン、ショートニング

4.アイスクリーム

5.ビスケット、クッキー、シリアル

6.パン、ケーキ、パイ、ドーナッツ(・・大好き!涙)

7.フライドチキン、チキンナゲット、ピザ、ハンバーガー

うーん、上の注意リストを見ていてカナダに住みなれた人は、毎日の食生活でお世話になっているものばかりですね。 

要は、人工的に水素添加によって硬化させて製造される油(PHOs),具体的にはマーガリン、ファットスプレッド、ショートニングや、それらを原材料に使ったパン、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子、揚げ物などにトランス脂肪酸が含まれています。(PHOs:硬化油)

 

その他にも、特定の植物油の長時間の高温調理やマイクロ波加熱(電子レンジ)によっても多く発生することがあるそうで、我が家ではオリーブ油で炒めたり、揚げ物はしません。

 

すでに、2009年6月、カナダBS州では一定の含有量以下にする使用規制が導入されていました。

今回、法律が施行されると、カナダでは国内産・国外産問わず、人工トランス脂肪酸=部分水素添加油脂(硬化油)PHOsを含むいかなる商品も取り扱いが禁止となります。
レストランなどでも、人工トランス脂肪酸を含む食材は一切使用できなくなりますので、多くのレストランやスーパーでは取り扱い商品の見直は必至となります。

 

カナダでは、人工トランス脂肪酸を含む油脂の使用禁止により、今後20年間で約12,000件もの心臓発作を防ぐことができるとしています。

また隣国アメリカのFDA(食品医薬品局)によると、アメリカ人は、一日約1グラムのトランス脂肪酸を摂取していると言い、トランス脂肪酸を禁止すれば、毎年約20,000件の心臓発作、約7,000件の死を防ぐことができるとされています。

日本でのトラン脂肪酸への規制は?

いまのところ日本では、カナダ,アメリカの動きとは違い、人工トランス脂肪酸成分の表示の義務や含有量に関する基準値はありません。また規制も行って居ません。

 

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