今朝、ふとニュースで日本の安倍首相が、来月6月にカナダのシャルルボアで開催される、G7サミットに出席するという記事が目にとまりました。
カナダのシャルルボア?って、どこ?? カナダに14年間住んでて、正直初めて耳にする名前なので、いったいどんなところか興味がわいてみてみました。
まず、ざっといま住んでる西海岸バンクーバーからは、東へ5300kmの遥か遠くに、、、ケベック州にありました。
そのケベック州のケベックシティーから100kmほど、さらに大西洋側へ
セントローレンス川に沿って行った、簡素で風光明美な自然に囲まれた街、La Malbaieにある歴史伝統あるフェアモントホテルManoir RichelieuがG7開催の舞台となります。
どちらかと言えば、アメリカのメイン州国境の方が近いかもしれません。 (笑)
こんな自然の中にある高級ホテルです。
このホテル周辺は、シーズンを問わず人気のリゾート地で旅行者も多いところです。
ホテルには、
が併設されていて、会議そっちのけで熱中ゴルフにならないように・・・(笑)
それから、日本でも話題、カジノもホテル内に設備されてます。セントローレンス川の夕日を眺めながら、カジノなんて贅沢ですね。(6月なら、日没時間でちょうど夜10時でこんな感じでしょうか)
折角なので、シャルルボワ(Charlevoix)の宣伝もしちゃいましょう。
ホテルからシャルルボアの町は60kmほど離れている場所にあります。
実は、太古3億5000万年前に隕石によってできたクレーター跡に、その後に氷河が削ってできた、地球で最古の楯状地(たてじょうち)に町があるんです。(すご、日本アニメで同じようなシーン見たような・・・笑)
17世紀にフランスユダヤ人や探検家に続いて、スコットランドから入植者が到着し、セントローレンス川に広がる自然の豊かさと美しさに惹かれコミュニティを作り、カナダで初めてのリゾート地としたそうです。今でも町中に高級別荘が多くあって、そのいくつかがホテルやB&Bに改築されて旅行者が利用できるようになっています。
カナダでもケベック州なので、基本はフランス風かなと思いきや、、、こんな、風車もあったりします。。。(カナダにも風車あったんだ!)
そして、チョットびっくり「トマトワイン」もあったり、、 トマトでワイン?! どんな味かなり気になります。
あと、いろいろありますが、、夏か紅葉の綺麗なシーズンに訪れてみたい場所ですねー。
最後に話は脱線しますが、実はカナダ内には“アメリカ合衆国の飛び地”なんていう、かわった場所もあるんですよ!
ご興味がある方は、上記リンク先の「資源国なのに?全米で最もガソリンが高い都市バンクーバーに」の中ほどに「実は、バンクーバー近郊にアメリカ合衆国の飛び地があった!!」をご覧ください。それではまた。
今までカナダでのサミットでは選ばれなかったケベック州を選ぶところが
多くの人種の融和を目指すトルドー首相っぽい気がします。
東海岸のケベック州にも歴史あるリゾート地があるのを初めて知りました。ぜひいちど訪れてみたいですね。本題のサミットはかなり苦戦したようですね(笑)