まだ知られてないカナダの現地レポート

カナダで、まだ知られていない現地ニュースや生活スタイル、教育など幅広くカバーしてわかりやすくお知らせします。 

ブランドで大人気なのに!カナダグースが日本では外来種駆除の皮肉

Canada Goose

こんにちは!このところバンクーバーではハイシーズンで快適な日が続きます。毎年このシーズンにはあちこちでカナダガン(Canadian Goose)の家族が子育て真っ最中。いまオフィス近くの人気の観光スポットグランビルアイランドでもかわいらしい子供たちが仲良く生活するのを目にします。

普段は草むらや公園にいますが、ときどき車道に出て来て、地元のカナダスタイルでのんびり道路を横断します。そうなると車のドライバーもカナダグース家族が渡り終わるまで止まって、じっと辛抱強く待ちます。(笑) 

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Avaazにみる、「ミツバチを救え!」は、ダントツのカナダ社会問題の意識

AVAAZ SAVE THE BEES

こんにちは!!今回はカナダのAvaazのホットな話題について取り上げます。

このところ日本でも、日大アメフト部の宮川選手の反則タックル問題で26000人分の嘆願の署名を集めたオンラインの署名ツールとして、Avaazの知名度は急速に広まっているようです。このAvaazっていったいどんな機関団体?署名して大丈夫なの?という不安の声も多いので、本題に入る前に少しフォローしておきます。

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英国の大学研究で、カナダのビーバーの自然ダムが環境破壊をまもる・・・!? 

Beaver dam protects natural environment

このところ、地元メディアなどでクリーンエネルギーや環境問題の話題をよく目にします。

BC州のバンクーバー市でも、2019年までに700万本ものプラスチック製ストローがゴミで廃棄の問題がとりあげられ、ちかいうちに議会で、飲料ストローが使用禁止にされるのではないか?と地元バブルティーのお店や飲食店がやきもきしてるようです。(ストローなしで、そのままゴクゴクですかね?)

トロントのお店では、プラスチックから紙製ストローへ切り替えるところも出てきました。

紙ストロー、妻は詰まるのでいやだと言ってましたが、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中で、野生ビーバーがつくる自然ダムが、川の汚染物質を浄化し、土壌の洗い出しを防止する環境効果がある。というちょっと変わった報告がだされました。その珍しい調査レポートを出したのは、英国Devon Wildlife Trust大学です。(ちなみにカナダは国獣がビーバーなので、あちこちにいます。)

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国交断絶の国同士が、仲良く食糧ビジネス!?カナダらしい事情とは・・・

150以上の国からの移民が平和に暮らす、カナダのビジネス面は? 米国ナショナリズムが世界中へ広まり、いままで関係が良かった国と国同士が緊張関係になった場合でも、カナダならではのオープンな事例をご紹介します。  

先日久しぶりにノースバンクーバーへ車で通りかかったときに、 いままでみた事のない景色に、あれ?と気がつきました。 

バンクーバーのダウンタウンからライオンズ・ゲートブリッジを山側へ渡り右手へLonsdaleQuayの周辺に、新しい穀物サイロがニョキニョキと建ち始めてました。またサイロ周辺も大がかりな建設工事中。

 

カナダに14年住んでいてノースバンの古びた穀物サイロや、真っ黒の石炭や鮮やかなイエローカラーの硫黄の山などが当たり前の港湾の景色に見慣れてしまったせいか、新設の穀物サイロにやけに興味を感じてしまいました。(なんせ変わり者で、、、 笑)

「なんで、サイロなんか建ててるんだろう・・・?」

もしや、最近勃発の米中貿易摩擦で、秘密の中国むけ基地サイロなのか・・・!?(笑)

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あまりにも多い?東京より事故が多いBC州の交通事情 そのわけは?

ICBC Accident claim skyrocket

バンクーバーは5月に入って、それまで毎日寒雨つづきだったのが一転、からっと快晴に日中でも気温が27度まで、春を通過し冬からひといき夏になってきました。(笑)

いま日没も夜9時くらい、一足先に3月からサマータイムに切り替わり、仕事が終わってもまだアウトドアを十分に満喫できる、一年で最もよいシーズンです。ダウンタウンにもショッピングやレストラン、バーにも沢山の人ひとで、なんだかとても嬉しそうです。

ところで、この絶好のシーズンのバンクーバーで、特にこの3,4年くらい困った事が起きています、、、それは。。。

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カナダケベックのシャルルボワはどんな場所?(G7サミット開催が6月予定)

G7サミット開催Fairmont Le Manoir Richelieu

今朝、ふとニュースで日本の安倍首相が、来月6月にカナダのシャルルボアで開催される、G7サミットに出席するという記事が目にとまりました。

カナダのシャルルボア?って、どこ?? カナダに14年間住んでて、正直初めて耳にする名前なので、いったいどんなところか興味がわいてみてみました。

まず、ざっといま住んでる西海岸バンクーバーからは、東へ5300kmの遥か遠くに、、、ケベック州にありました。

Charlevoix

ケベック州 Charlevoix(東へ遥か5300km))

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春のバンクーバーでの一コマ

バンクーバーは春のポカポカ陽気です

最近バンクーバーは天気が良く、今日もポカポカのなかウォーターフロント駅前でバス待ちをしてたら、上品な感じの中国からのご夫婦が、お父さんの方が脚が悪く電動車いすでタクシーに乗車しようと、

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資源国なのに?全米で最もガソリンが高い都市バンクーバーに

NorthAmrica No.1 Vancouver Gas Price

 

最近バンクーバーでは、いままで1.3ドル前後だったガソリン価格がみるみる上がり、いまは1㍑1.5ドルを超えて、北米で最も高い地域になってしまいました。 北米でもアメリカで一番高い カリフォルニア州でも1㍑1.2ドルで(全米平均は0.76¢)、さらにそれより高くなっています。

 

つい3年前くらいまでは、ガソリン1㍑あたり1ドル以下だった事もあったんですよね。(涙)

gas price less than 1$

2015年、バンクーバーのガソリン1ドル以下だった。

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世界をひろげる教育事情 自立心、教科書なし、したいことをとことんさせる変わった教育法

オルタナティブ教育

『この子にチャンスを与えてほしい!!』  カナダに来てすぐの頃に、子供が英語がわからず詰まってしまった時に、まず学校の先生から言われた言葉です。10年以上もたった今でもはっきりと残っています。

今回は世界のオルタナティブ教育について取り上げようと思います。日本でも最近だんだんと耳にする事が多くなっている新しい教育カテゴリーです。社会の急速な情報化と技術が進歩し変化する中で、いままでの座学で画一的な事項を覚える(記憶力)が中心だった旧来の教育システムから大きく変化しています。(また教育を受ける側の意識も、実際に変わりはじめています)

今回、ジェフ・ベゾス(Amazon.com創立者)、  サーゲイ・ブリンとラリー・ペイジ(Google共同創立者)が受けた

自立を育む モンテソーリ教育法

など、興味深い教育法もあります。

近い将来、すでに新しい社会にいちはやく適用化した子供達に、日本の学校教育が見放されてしまい、能力がありできる子達は、オンラインで世界と繋がって最先端の教育に参加するなんて事が当たり前の時代になるだろうと、、 前置きが長くなりましたが、

こちらをぜひご一読ください。

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2018年春のおすすめ本 ~カナダ文学編~

2018年春のおすすめ本 ~カナダ文学編~
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2018年春のおすすめ本 ~カナダ文学編~

昨年はカナダ建国150周年、あちこちで記念グッズが販売されていました。書店でも、「The World Needs More Canada Box(世界はカナダをもっと求めている!)」という大げさな(!?)キャッチコピーでカナダ人作家の本を数冊まとめたセットが売られています。

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