残念ながら日本の英語教育で最初にやらせてしまう悪いクセ! とくにかく英語のインプットが大事

残念ながら日本の英語教育で最初にやらせてしまう悪いクセ
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今日はカナダの小学校の授業参観のようなLEDカンファレンスという行事でした。普段、子供が学校でどんなことをしているのか、先生を交えながらいろいろお話しできる機会の時間です。
下の娘のアイリは今は小学四年生です。小学一年から近所の地元公立小学校に通っているので、カナダの子に混ざってちょうど丸四年です。

  
残念ながら、カナダでは当たり前ながら、日本の英語教育で最初にやってしまう悪いクセとは何だと思いますか?何かしら参考になるかわかりませんが、今はどんなことやっているのかをチラッとレポートしますね。
 
 
 
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日本の小学生は世界的にも1-2位を争うぐらいの学力のレベルは高いと思います。
 
 
それに比べると受験というシステムがあるわけでもないので、カナダの小学生は本当にビックリするぐらい自由でノビノビやっています。
 
 
もちろん、そんな子どもらしい生活をさせたいと望みつつも、日本の子どもたちの習い事や塾の事情と比べると最初の頃は不安になる時もたまにありましたが、今ではすっかりカナダ仕様になってます(笑) 
 
 
高校生のレベルの高さなどを見ると、小学校の時にはただ詰め込む勉強というより、より人間を育てる、考えさせるようなユニークな教育環境には、今はすごく満足しています。
 
 
まず最初に日本の小学生などがやってしまう悪いクセ・・・
 
 
それは、インプットされる前にいきなりコミュニケーション英会話を習ったり、単語のスペルを覚えたり、簡単な文法を覚えていったりすることです。
 
 
まず最初にやるべきことは、やはり大量のインプットです。
 
 
でも、このインプットが入っていないとアウトプットにつながることにならないのです。

 

 
ただし、これは残念ながら1~2年程度ではまったく結果で目に見えません・・・(泣)
 
 
なので、英会話教室に通い始めて、英語に少しでも慣れさせようとします。
 
 
でも残念ながら、いわゆる週1回の1時間程度、外国人の先生が一方的に会話をしてもあまり意味ありません。
 
 
もちろん、やらないよりはやるのは良いと思いますが、順番を間違えると実践的な部分では後々は遠回りになってしまうこともあります。
 
 
さらに、今後は日本の小学校も英語が教科になるので点数をつけねばいけなくなるでしょう。
 
 
そうなれば、さらに今後は実践的に学べない可能性も出てくるのではと少し心配になります。
 
 
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通常カナダの小学校で最初にやることは、フォニックスという発音の音読みから始まります。
 
 
そして、低学年の場合は、先生の読み聞かせや音読みなど読書がメインです。
 
 
しかも、このクラスルーム写真のように、読書や読み聞かせは床に座りながら自由に読んだり、聞いたりします。
 
 
日本でもフォニックス自体は、今や英語の勉強に熱心な方の間ではすっかり有名ですが、
 
 
現実的には日本の小学校では教えれる先生がいないのも事実です。
 
 
でも今や、YouTubeなどでお金を掛けなくても、今はいくらでも聞かせれる場所はあります。
 
 
でも日本の小学校では残念ながら、カナダ(ネイティブ)の子供が最初に通るフォニックスはすっ飛ばされてしまいます。
 
 
でも、これが後々の日本の子どもたちの発音にも、かなり大きな影響を与えることになる差だと思います。
 
 
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そして、小学四年生にもなればエッセイの書き方の練習も始まります。
 
 
文章のキーワードからアイデアをいろいろ出していき、トッピックセンテンス、ボディー、結論という流れで書くことを学んでいくのです。
 
 
日本の子どもにオススメしたいのは間違えてても、スペルミスなど細かいことは気にしないクセをつけることです。

 

 
そして、最初の時点ではすぐに日本語に和訳するクセはつけさせないことです。
 
 
まずは楽しく、「英語を英語で学ぶクセ」をつけることが大事なステップかなと思うのです。
 
 
次回は英語教育以上に、カナダの小学校が日本よりも数倍進んでいる分野にもスポットを当ててみたいと思います。
 
 
 

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掲載記事の提供元URL https://ameblo.jp/gc-canada/entry-12366168352.html

 

筆者プロフィール

Kuno san

久野浩司さん アルグラット・ライフデザイン 代表取締役

カナダで子育て中のパパがつくった次世代「英語&アクティヴラーニング・スクールのグローバル・クリエイティヴ・カナダ」です。

 

横浜みなとみらいソバで、英会話をベースにリーディング、社会問題、プレゼンテーション、算数(数学)など総合的に世界で通用するグローバルマインドをもった子供たちに育てます!

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