保険商品は、大きく3つに分類されます。

・生命保険(第一分野)
・損害保険(第二分野)
・その他の保険(第三分野)※その他。傷害保険や疾病保険など

結婚や出産などの人生の節目、また住宅や自動車など大きな買い物をするときには、何かしらの保険への加入をすすめられることが多いでしょう。すべての保険に加入しているとキリがありませんが、全く加入しないというのも、万が一の事態が起こった場合に後悔する可能性があります。

今回は、さまざまな保険の種類とその概要をご説明します。現在保険加入を考えている人や、加入すべき保険を迷っている人は必見です。

死亡後に発生する費用を補償する保険

第一保険分野に分類される生命保険は、最もポピュラーな保険です。被保険者が事故や病気で命を落とした場合、死亡保険金が下り、遺族は葬式費用やその後の生活費をカバーできます。

生命保険には、死亡保険(終身保険、定期保険)や、個人年金保険、そして養老保険があります。

個人年金保険は、将来の生活資金への備えとして、養老保険は将来の貯蓄と死亡保障が確保される混合タイプです。死亡以外にも生活資金の確保を目的としている人からの需要があります。

トラブル時の損害を補償する保険

第二保険に分類される損害保険は、自分の人生で起こりうる損害をカバーしてくれる保険です。

家庭生活でなじみ深いのは、自動車保険と火災保険(住宅)の2つです。

自動車保険は、自動車事故に関する損害を補償してくれる保険です。自賠責保険と任意保険があり、自動車を運転する方は、前者に必ず加入しなければいけません。また自賠責保険は、最大3,000万円しか保障されない等制限があるため、大事故をカバーするためには任意保険が必要といえるでしょう。

火災保険は、住宅に関する損害を補償してくれる保険です。火災だけではなく風水害による幅広い損害もカバーしてくれます。また住宅・普通・店舗・団地など建物によって契約が異なり、住宅だけでなくオフィスや事務所で起こった災害もカバーされます。最近では、地震による被害額をカバーしてくれる地震保険と組み合わせて加入する方も多いようです。

このふたつ以外では、ペットが病気やケガをした場合に治療費の一部が負担されるペット保険の需要も高まっています。

病気やケガに備える保険

第三分野に分類される医療保険は、病気やケガにかかったときに発生する通院費や手術費用がカバーされます。

がんに備えるがん保険もここに含まれます。なお、がん保険は三大生活習慣病保険などとまとめて疾病保険とも呼ばれます。

誰しも病気にかかる可能性はありますので、高い需要があります。

また、近年深刻な問題となっている介護保険もあります。介護費用を補償してくれるもので、公的介護保険と民間介護保険があります。民間介護保険では公的介護保険でカバーできない費用までカバーされます。

傷害保険 ケガによる費用をカバー

第三分野に分類される傷害保険は、突発的なケガによる費用をカバーしてくれる保険です。

ケガにより入院・通院をしたり、後遺障害を負ったり、死亡した場合に保険金が支払われます。「それって医療保険と同じじゃないの?」と思う人も多いでしょう。

しかし、傷害保険の場合、病気は対象外で、ケガのみが対象となります。また、大きな違いとして医療保険は年齢や性別によって保険料が変わりますが、傷害保険は職業によって保険料が変わってきます。当然のことながら危険が伴う仕事ほど保険料は高額です。

仕事でケガをするリスクが高く、万が一ケガを負った場合に発生する治療費や通院費をカバーする際には傷害保険が役立ちます。

他にも家族のケガが対象となる保険や、旅行時に負ったケガが対象となる保険など種類が豊富なため、職場でも家庭でも起こりうる事象をまんべんなくカバーしてくれるはずです。

仕事に関する万が一に備える保険

ご自身が会社経営者や自営業者である場合、賠償責任保険を検討してみるとよいでしょう。この保険では会社の運営で損害が発生した場合、その損害額がカバーされます。

賠償責任保険は、企業対象の企業賠償責任保険と個人の事故に適用される個人賠償責任保険の2種類です。企業賠償責任保険の存在が大きいようですが、子どもやペットがいる家庭では、不注意で事故を起こす可能性を考慮して個人賠償責任保険で損害をカバーしようと考える人もいます。

他にも、海上保険やコンピュータ総合保険、動産総合保険など特定の業種や職種に特化した保険もあり、仕事で発生した事故による損害をカバーしてくれます。会社員や自営業者が、病気やケガで仕事ができなくなった場合、収入減をカバーしてくれる所得補償保険もあります。

最後に

仕事や旅行などさまざまなシーンで問題が生じたとき、問題解決にかかった費用を補償してくれる保険は多種類に及びます。ご自分の生活の中で起こりうる可能性が高い事象を考えて、加入する保険を選ぶことをおすすめします

ただし、ほとんどの保険には免責事項が存在します。契約を結ぶときには、どのような事象に対して支払われ、どんなときには支払われないのかきちんと確認してから契約を結ぶようにしましょう。