- テーマ:小学生の英語勉強法
こんにちは! お子さま&親子留学コンシェルジュ、グローバル・クリエイティヴ・カナダの久野浩司です。
この本自体はまだ読んでいないのですが、新書「英語教育幻想」著者さん(バンクーバーの名門、UBCの教授だそうです!)のインタビュー記事です。
「白人ネイティブスピーカーに学ぶべき」という日本人の根強い幻想
タイトルそのものにピーンと興味深く感じたので、よかったらチラッと読んでみてください!
私自身、自分の子ども達にグローバル教育させるために、カナダのバンクーバーに子育て移住して早5年・・・
現地では、もちろん実質カナダ人(移民の子たちはいます)が通う公立小学校、高校に子供たちは通っています。
そんな英語を取得するのはとても恵まれている環境にいながらも、いわゆるネイティヴレベルの英語までなるのは、
子供であっても本当に大変なんだなというのを感じながら見守っています。
それが、今、日本という非英語圏の国でインプットとアウトプットする場所が日常生活の中でない中で、それをネイティヴのレベルとは言わずとも、
世界のどこでも繋がって仕事するのに困らない、日常的に毎日不自由なく仕事で使える英語のレベルを手に入れるのは本当に至難の業だと思います。
正直、親の意向でオールイングリッシュスタイルのインター系の幼稚園に入れられるなら、スタートとしてはかなり恵まれた環境だと思います。
でも、多くの子は小学校では地元の公立、または私立の日本語教育生活に戻ります。
そこでは残念ながら、日常、幼稚園ではネイティブの先生から聞こえていた英語環境から離れることで、一気に英語そのものを使わずに忘れていきます。
もちろん、さすがにその子たちが、将来はとんでもない日本語英語の発音にはならないでしょうけれど…笑
その後、小学生時代にどのように英語環境を継続するかで大きく変わります。
私自身、このインタビュー記事のように、小学生からの本格的な英語取得方法としては私自身もバイリンガルの先生を推します。
普通に子供たちを英会話教室などに通わせる親御さんは、今も白人ネイティヴの先生に英語を習わせれば、勝手に英語に強くなると幻想を抱いているように思います。
その傾向は英語をほとんど話さない人ほど、無いものねだりが強い傾向があるように感じます。
もちろん、それは決して間違ってはいないのですが・・・
小学生になってから習う、または継続するのであれば、見た目は日本人であってもネイティブレベル(数年程度の留学経験や帰国子女レベルではありません)、さらに日本語もわかるバイリンガル先生の方が、子供たちの英語は大きく伸びていく可能性を秘めています。
なぜ、そう思うのかと言えば・・・
英語を使うような機会がある国であれば(これはシンガポールとかアジア圏の国も含む)、日常的にインプット、アウトプットする機会が出てきます。
でも、残念ながら日本という国は日常的に英語をまったく使わない完全なる「非英語圏の国」なのです。
つまり日本人がより英語を習得していきたい場合には、非英語圏スタイルで学ぶ、英語の習得法を学ぶ方がより効果が出やすいのです。
もしスポーツで例えればですが、同じぐらいの大きさのボールを使うけれどサッカー、バレーボール、ハンドボールは違うスポーツであり、それぞれのルールが違うということです。
この、それぞれのルールに適した教え方を知っていなければダメなのです。
もし「白人ネイティブスピーカー」の人を一流かは別としても、英語を話すだけならプロ選手と言えます。
でも、その分野で日本の子供たちが一流を目指すなら、現役でも教える経験がないプロ選手ではなく、
優秀なトレーナーやコーチ(それが二言語を習得したバイリンガル先生)をつけるべきなのです。
なんとなくイメージつきますでしょうか?? 笑
せっかくなので、もう少しぶっちゃけて言いますね・・・笑
日本の子供向けの英会話教室などにいるネイティヴの白人の先生の多くは「先生=教えるプロ」ではありません。
中には優秀な英語を教える資格を持つプロの先生もいますが、現実は金銭的と絶対数不足のため確保ふるのは容易ではありません。
もちろん英語をしゃべることだけで言えばプロでしょう、でも子供たちに教えることはまったくの素人だったりするのです。
それでは、いくら白人のネイティブから習っても、選手(子ども達)が飛躍的に英語が伸びると言うこと自体が幻想なのです。
具体的に小学生が英語を学ぶべき「ゴールデンエイジ」や、その方法に関しては、
ぜひ次回のお茶会などのイベントで、いろいろ意見を出し合って一緒に考えていきましょう!
お子さまに将来、本当に使える英語を学ばせたい方は、優秀なコーチをつけるということをイメージして、
ぜひ今後のお子さまの英語教育に取り組んでみてくださいね!
★12月は軽いお茶会レベルで「英語教育&グローバル子育て相談会」を開催しようと思います。
今日のテーマに興味ある方は、コチラからリクエストでよいのでご連絡お待ちしています。
掲載記事の提供元URL https://ameblo.jp/gc-canada/entry-12422649894.html
筆者プロフィール
- 久野浩司さん アルグラット・ライフデザイン 代表取締役
- カナダで子育て中のパパがつくった次世代「英語&アクティヴラーニング・スクールのグローバル・クリエイティヴ・カナダ」です。
- 横浜みなとみらいソバで、英会話をベースにリーディング、社会問題、プレゼンテーション、算数(数学)など総合的に世界で通用するグローバルマインドをもった子供たちに育てます!